鞆鍛冶ゆかりの “極厚メタル熔断”
株式会社 中山熔断は広島県福山市にある鞆の浦の鉄鋼団地にあります。
1965年の創業以来、地元企業からの特殊部品やソケット(連結金具)、超特大フック(吊り具)など
インフラで使用される工業用部品の加工で技術を磨き上げてきました。
特に、大型特注品のソケット(連結金具)などの別注対応では最大600mmまでの極厚鋼材を多工程で立体的に切断する「極厚立体ガス熔断」と、
1t吊り〜600t吊りの大型フック(吊り具)をフリーハンドでガスの炎を操り、鋼材の表面を溶かしながら曲面を成形していく「ガス熔流加工」の
弊社2大技術は、全国的にもできる職人の少ない特殊な技術となっています。
潮待ちの港 鞆の浦、鉄の町 鞆の浦。
古くから「潮待ちの港」として栄えた鞆の浦は、
広島県福山市の南端・瀬戸内海のちょうど真ん中辺りに位置する港町です。
瀬戸内海の豊かな海を背景に、漁業や海運業の町でありながら「鉄の町」としての顔も持つこの町には、
室町の中世から刀鍛冶が住み始め、江戸時代には、盛んになった海運業のための船鍛冶へと変遷。
近代化とともに製品も橋や大型船の部品など工業化が進み、今では伝統的な鍛冶屋はほとんど姿を消しましたが、
鞆鍛冶の伝統とスピリットは今も鞆のものづくりに受け継がれています。
はじめて来ても、何度訪れてもどこか懐かしい町
鞆の浦へぜひお越しください。